「ソトは孤立無援の状況」主力流出で激震のメッツ オフの球団対応に非難の声やまず「強化を図るはずが予想外の痛手を負っている」
今回の放出劇はソトにとっても想定外だったか(C)Getty Images
オフのストーブリーグでは、今季までメッツの主力を担ったプレーヤーの新天地移籍が相次いでいる。
FA市場では、守護神として活躍したエドウィン・ディアスがドジャースと契約を交わし、さらに主軸の1人だったピート・アロンソもオリオールズ入りが決定。また先月には、ブランドン・ニモがマーカス・セミエンとのトレードでレンジャーズへと移っている。
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いずれも長年に渡り、中心プレーヤーとしてメッツを支えて来ていただけに、功労者の“流出”にファンや国内メディアから大きな反響が上がった。さらには、代わりとなる補強も進められていないことから、チーム運営への批判の声も高まる一方だ。
スポーツメディア『MARCA』米国版では、現地時間12月11日配信のメッツに関するトピックにおいて、今オフシーズンの球団の動きに対し、「強化を図るはずが、予想外の痛手を負っている」などと論じている。「打撃」とは言うまでも無く、ディアズ、アロンソ、ニモという今季までの主力がチームを去った事態を指しており、「ファンのいら立ちは明らかだ」などとも指摘する。
さらに同メディアは、およそ1年前にはヤンキースからFAとなっていたフアン・ソトを15年総額7億6500万ドル(約1147億円)という史上最高額の契約で迎え入れ、世界一を目指すに相応しい顔触れを揃えていたと振り返りながら、今オフのチーム状況を踏まえ、「ドミニカ共和国出身のスターは想定外の状況に直面することになった」と説明。





