「正直言うと、複雑だ」米代表24歳の決勝先発に所属球団監督は“本音”を吐露 浮かび上がる“選手ファースト”ではない開催時期への不安【WBC】

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決勝で米代表の先発マウンドに立つマクレーン(C)Getty Images

 3月5日の開幕から激闘続きだったワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、いよいよファイナリストが出揃った。米国代表とベネズエラ代表。一方は3大会連続、かたや史上初の決勝進出となった。

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 互いにメジャーリーグの一流戦士を揃えた強豪同士のマッチアップだ。まさに“球界最強国”を決めるにふさわしい試合に向け、3大会ぶりの頂点を目指す米国は、準備万端。現地時間3月16日には、決勝の先発マウンドに新人右腕ノーラン・マクレーンを抜擢すると明らかにした。

 先発ローテーションを考えれば想定通りの起用ではある。しかし、MLBでの登板経験「8」しかない24歳を「彼はこういう試合のために生まれてきた」と抜擢したマーク・デローサ監督の思い切った決断とも言える。

 重圧のかかる局面での怪腕の好投に期待がかかる中、その起用法に、やや暗い表情を浮かべているのは、マクレーンが所属するメッツを率いるカルロス・メンドーサ監督だ。地元局『SNY』などの取材に応じた際に、「正直に言わせてもらうと、複雑な気持ちだ」と吐露。レギュラーシーズンの開幕まで今月26日と迫る中でチームの先発ローテの一角を担っている若きエースの負担を憂いた。

 球界屈指のトッププロスペクトでもあったマクレーンを慎重に育て来た球団としては、開幕前に「無理をさせたくない」というのが、“本音”なのだろう。メンドーサ監督は「彼は胸に『USA』の文字を掲げ、最高の選手たちと一緒に、最高の選手たちと対戦することになる。それは激しい戦いになる」とした上で、こう続けた。

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