「ヤマモトとどっちがふさわしい?」開幕から続く大谷翔平の“異次元投球” 米球界で高まるサイ・ヤング賞への期待「現時点で誰も競り合えない」
初回から波に乗り、メッツ打線をねじ伏せた大谷(C)Getty Images
大谷翔平が「投手」のみで異彩を放った。現地時間4月15日に本拠地で行われたメッツ戦に先発登板し、6回(95球)を投げ、被安打2、10奪三振、1失点と好投。ドジャースも8-2で勝利して3連勝を飾った。
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この日の大谷が与えられた役割は“シンプル”だ。13日のメッツ戦で受けた死球の影響を考慮し、エンゼルス時代の2021年5月28日のアスレチックス戦以来5年ぶりとなる「投手専任」のマウンドだったため、投球に専念できた。
初回に先頭打者のフランシスコ・リンドーアを98マイル(約157.7キロ)の4シームで、空振り三振に仕留めるなど、わずか12球で三者凡退の好スタートを切った大谷は、その後も危なげない投球を継続。2点リードの5回に味方のミスも絡んでMJ.メレンデスに適時二塁打を打たれて失点し、日本人先発では最長となる連続自責点0イニングは「32回2/3」でストップしたが、それでも集中力は乱れなかった。
とりわけ圧巻だったのは6回だ。ラストイニングとなることを分かっていたのか、リミッターを解除したかのようにギアがグッと上がった大谷は、2番ルイス・ロバートJr.を97.4マイル(約156.7キロ)の4シームで空振り三振に仕留めると、続くブレッド・バティは71.5マイル(約115キロ)のカーブで空振り三振。さらにラストバッターとなった好打者ボー・ビシェットは88.1マイル(約141.7キロ)のスプリットで三球三振とねじ伏せたのだ。
最速100.4マイル(約161.5キロ)を叩き出した4シームを軸に、スイーパーやカーブ、スプリットなど多彩な球種を織り交ぜ、メッツ打線を翻弄。95球の約半数近い42%の空振り率は、「投手・大谷」の支配力を十分に物語っていると言えよう。
今季3先発で2勝をマークしている大谷は、防御率0.50、WHIP0.72、被打率.113、奪三振率9.00と軒並みハイアベレージを記録。これで打者として5本塁打、10打点、OPS.910を叩き出しているのだから恐ろしいとしか言いようがない。







