防御率0.82の“投手”が、OPS.909の脅威 吹き飛ばした投打二刀流への懐疑論 大谷翔平の6年連続2桁本塁打の「価値」
鋭いスイングで2試合連続アーチを放った大谷(C)Getty Images
目の覚めるような一打に場内も沸き立った。現地時間5月29日、大谷翔平(ドジャース)は、本拠地でのフィリーズ戦に「1番・DH」で先発出場し、3回に右越え10号ソロを放った。
【動画】勢いが止まらない!大谷の2戦連発、10号アーチシーン
迷いなく振り抜いた。3回の第2打席に、相手先発右腕のザック・ウィーラーと対峙した大谷は、カウント1-0から真ん中低めに投じられた87.8マイル(約141.3キロ)のスプリットをすくい上げるようにしてスイング。フワッと舞い上がった打球は、打球速度99.9マイル(約160.8キロ)でライトスタンドに着弾した。
現地時間5月27日のロッキーズ戦でも菅野智之から特大の一発を放っていた大谷は、2試合連続弾。これで6年連続の2ケタ本塁打達成。デーブ・ロバーツ監督が「ここ数週間、全体で見れば、良い状態にいる」と明言した通りに“結果”が出始めている。
思い返せば、5月初旬は打撃不振に悩まされてきた。月間の成績も今季初めての休養日となった現地時間5月14日まで打率.150、1本塁打、出塁率.261、長打率.250、OPS.511と低迷。さらに長打になる確率が高くなる角度と速度で打った割合を示すバレル率も17.3%と前年比で6.2%も落ち込み、「ホームランになっている打球が、今はレフトフライで終わっている」(ロバーツ監督談)というケースが悪目立ちしていた。







