世界で憶測を呼んだ“森保戦法” アルゼンチンメディアが機転の利いた異色采配に熱視線「勝率70%以上を誇る日本人監督は独自の『定理』を持っている」【W杯】
時に大胆な行動に出る森保監督。そんな日本人指揮官のベンチでの振る舞いは大きな話題を生んだ(C)Getty Images
列強国にも堂々と渡り合う日本代表を率いる指揮官の一挙手一投足は、世界で関心を集めている。
現地時間6月14日、北中米ワールドカップ(W杯)のグループリーグF組の初戦で、日本はオランダ代表に2-2と引き分けた。2度のビハインドを背負いながらも、88分にCKから鎌田大地の一撃で同点にして勝点1をもぎ取った戦いは「今大会のベストバウト」の呼び声も高く、サムライブルーに対する世界的な声価を高めるものとなった。
そうした中で森保一監督の試合中のある動作が小さくない注目を集めた。1点のビハインドを追っていた試合終盤に指揮官はホワイトボードに「3」や「1」「45」など巨大な数字を書き、ピッチ内の選手たちに指示を送っていた。
森保監督曰く「選手たちに時間を知らせるため」に取った行動だったが、機転の利いた策は、海外メディアでも大々的にクローズアップされた。
アルゼンチンのスポーツ専門局『TYC Sports』は「サムライブルーを率いる監督は、手書きの数字が書かれたホワイトボードを使って、サッカー選手たちと迅速、簡潔、効果的にコミュニケーションを取った。ネット上で憶測を広げ、ミームともなった行動は実にシンプルなものだった」と回想。そして、森保監督の講じたアナログな策をエモーショナルに描写した。
「ますますテクノロジー機器への依存度が高まっているデジタル時代において、試合中にコーチ陣の指導にもGPSやパソコン、タブレットを活用される傾向は強まっている。しかし、モリヤスは、アナログな手段にも依然として価値があることをはっきりと示した」












