イラン代表だけの“過剰対応”も告白 米政府関係者が衝撃発言 問われるFIFAの倫理観「『アメリカから出て行け』と言えた時は嬉しくて踊った」【W杯】
過酷な状況下でもグループリーグを何とか戦い抜いたイラン代表の面々(C)Getty Images
目下開催中の北中米ワールドカップ(W杯)。そのホスト国の一つであるアメリカの政府関係者が放った発言が波紋を呼んでいる。
現地時間6月29日、アメリカの国土安全保障省長官を務めるマークウェイン・モリン長官は、グループリーグ敗退となったイラン代表について「もう彼らがここに戻ってこないことをただただ嬉しく思うね」と発言した。英公共放送『BBC』など複数の海外メディアが一斉に報じている。
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そもそも戦争状態にあるイランへのアメリカ側の扱いは、W杯のホスト国として前代未聞だった。
W杯開幕が目前に迫った5月、イランはアメリカへの入国に必要なビザを選手と監督を含めた「必要最低限」のスタッフにしか付与されず。本来、アメリカを拠点とするはずだった大会期間中の合宿地もメキシコに変更。大会期間中も試合前日にアメリカに飛び、試合終了とともにベースキャンプ施設のあるティファナ(メキシコ)へととんぼ返りとなる過酷な移動を強いられた。
大会終了後に主将のメフディ・タレミは「公平だったか? いや、まったく不公平だね」と怒りを爆発。彼の発言が物語るようにイランを取り巻く環境は国際的に問題視されるべきものだった。
そうした中で、モリン長官の発言である。今大会のアメリカ国内での試合の警備に関する責任者でもある同氏は「彼らのビザを取り消して、『アメリカから出て行け』と言えた時は本当に嬉しくて、歌を2、3曲歌ったり、その場で喜びのダンスを踊ったりした」と衝撃のコメントを残している。












