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「99.9%の人が同意する」FIFAの異例決定が波紋 エースの出停処分が覆った米代表監督は“政治介入批判”に異論「なぜ驚くのかが理解できない」【W杯】

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主砲バログンへの処分が取り消され、安堵するポチェッティーノ監督(C)Getty Images

 退場による出場停止処分が短期間で覆る異例の事態が起きている。

 現地時間7月5日、国際サッカー連盟(FIFA)は、アメリカ代表FWフォラリン・バログンが決勝トーナメント1回戦のボスニア・ヘルツェゴビナ戦で受けていたレッドカードによる出場停止処分を「1年間猶予する」と発表した。

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 まさに前代未聞の事態である。バログンはボスニア・ヘルツェゴビナ戦で、相手選手の足を踏みつけたとしてVAR判定の末に一発退場。映像を確認した審判たちの意志を支持したFIFAは、試合後に「いかなるチームもレッドカードや出場停止処分に対して異議申し立てを行うことはできない」と公表もしていた。

 しかし、事態は急変する。米メディア『The Athletic』によれば、試合後にドナルド・トランプ大統領が、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長と電話会談を実施。今大会で3得点を叩き出しているアメリカ代表エースに対する処分を取り消すように働きかけたという。実際、FIFAが現地時間7月6日のベルギー戦での出場停止の取り消しを公表した際には、トランプ大統領は自身のSNS『Truth Social』に「正しいことを行い、重大な不平等を覆してくれたFIFAに感謝する!」と投稿。“ウラ”があるという疑義を深めさせた。

 もっとも、頼みのエースを失わずに済んだアメリカ代表の指揮官は、処分の撤回を好意的に捉えている。現地時間7月5日に開かれた記者会見に出席したマウリシオ・ポチェッティーノ監督は「私はこの決定を祝福する。それはこのスポーツを心から愛し、倫理と誠実さを信頼するすべての人がそうであるように」と主張。バログンの退場処分自体が「全くの不公平。サッカーを愛する99.9%の人が同意するだろう」と異を唱えた。

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