フェルスタッペンは引退も仄めかしていた(C)Getty Images
レッドブルのマックス・フェルスタッペンが同チームと来季から新たな4年契約を発表、2030年まで残留することになった。31年以降もF1を継続するかどうは次のパワーユニットレギュレーション次第になることも明かし、「2030年になったとき、V8エンジンの導入の可能性も含めて、もう一度考えることになる」とオランダGP開幕前日の記者会見で話した。
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今季からF1の車両規則が大幅に変わり、熱エネルギー回生装置(MGU―H)が廃止され、内燃機関(ICE)と電動モーター(MGU-K)の出力バランスが改まったことで充電の駆け引きが左右されるようになり、選手の中には一時は「マリオカート」だと批判する声が相次いだ。
フェルスタッペンも新レギュレーションに対して懸念を抱いていた1人で、F1からの引退の可能性もちらつかせて、「(別の)チームに変えるよりは、引退する方に心が近づいていたと思うよ」。他チームに移籍する考えはなく、残留か引退の2択だったことを明かした。
チームは昨季までホンダのパワーユニットを使用してきたが、今季から自社開発の「レッドブル・フォード」にスイッチ。実戦でデータを積む他メーカーと比べて苦戦が予想されたが、今季は優勝こそないものの、フェルスタッペンはオーストリア、ハンガリーで2位、カナダ、ベルギーで3位を獲得し、シリーズランキングもオランダGP前の時点で6位。「FIA(国際自動車連盟)とも、たくさんの話し合いをしてきた。僕たちは少しずつ、より良いものへ向かって進んでいるとみる」と話し、将来への前向きな見通しを感じることができているという。