大谷翔平の「1.79」が示す唯一無二の価値 元MLBの伝説投手がMVP争いで敵なしと定めた理由「ショウヘイを評価しない理屈が全く理解できない」
開幕前に目標していた投打二刀流でのシーズン完走こそ果たせなかった大谷だが、その声価は十分に高まっている(C)Getty Images
怪我に悩まされながらプレーを続けてきた大谷翔平(ドジャース)の活躍はどう評価されるのか――。レギュラーシーズンの戦いが佳境を迎える中で、ナショナル・リーグのMVPを巡る論争が盛り上がりを見せている。
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大前提として受賞するに値するだけの活躍は見せている。
今季の大谷は、打者として打率.288、30本塁打、80打点、長打率545、出塁率.389、OPS.934と高水準のスタッツを記録。6月に左ひざを痛めた影響から現地時間7月3日のパドレス戦以来、登板を見送っている投手としても、14先発で、防御率1.79、WHIP0.95、奪三振率9.98というエース級の数字は残している。
しかし、今季は強い存在感を示すライバルもいる。カブスのピート・クロウ=アームストロングは、ともすれば、大谷よりも受賞を推される一人と言えよう。「40-40(年間30本塁打&30盗塁)」にも到達する勢いを維持する24歳は、33本塁打、83打点、32盗塁、出塁率.379、長打率.559、OPS.938と1番打者とは思えないパワーヒッターぶりを発揮。走攻守で小さくない影響力をもたらしている。
もっとも、今季のMLBで30本塁打を打った打者(10人)で、二桁イニングを投げて防御率1点台を残している選手は、当然ながら大谷以外にいない。まさに唯一無二の価値を生み出している事実は、MVPを選考する上で重要視されている。













