なぜ堂安律のサウジ移籍は合意寸前なのか? 衝撃の年俸16億円契約だけじゃない、フランクフルトの抱える“台所事情”「大物も売却される事実を変えられない」
タグ: サッカー, 堂安律2026/8/30
フランクフルトからサウジ移籍が実現間近だという堂安(C)Getty Images
エポックメーキングな移籍の合意が間近に迫っている。
サウジアラビア1部の強豪アル・イテハドは、今夏の移籍マーケットでの退団が濃厚となったフランス代表FWのムサ・ディアビの代役として、日本代表MF堂安律に的を絞り、所属先のフランクフルトと交渉を開始。ドイツの衛星放送『Sky』によれば、ドイツ人監督で、PSV時代にコーチとして師弟関係にあったイェンス・ヴィッシングが強く獲得を希望する本人とは年俸900万ユーロ(約16億7000万円)で個人合意したという。
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もっとも、堂安の交渉は2030年6月30日までの契約を締結しているフランクフルト側に主導権がある。そうした中で今季から指揮を執るアディアドルフ・ヒュッター監督は、ドイツ紙『Bild』で「リツは私にとっては絶対的な存在で、違いを作れる選手だ」と断言。放出を断固として拒否する考えを明らかにしていた。
しかし、現場の姿勢とは裏腹に財政難を抱える上層部の姿勢は柔軟だ。フランクフルトの地元紙『Frankfurter Rundschau』は今のチーム状況を「雰囲気、選手層、そして周囲のムードも大きな成果を上げるには程遠い」と断じた上で、アル・イテハドに対しては「オプションを含めた2000万ユーロ(約37億円)以上のオファーが舞い込めば、売却を決意する可能性がある」と指摘。さらにチーム内で堂安を売却するか否かで激しい議論が交わされているとし、こう続けている。
「ドウアンを『違いを作れるトップクラスの選手』と認めるヒュッター監督は放出には消極的だった。しかし、彼(ヒュッター監督)でさえも『移籍市場が開いている限り、我々は受け身にならざるを得ない』とクラブの立場は痛いほど理解している。つまり、フランクフルトは理想的な巨額のオファーがあれば、大物選手であろうと売却されるという事実を変えられないのだ」
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