ドジャースに求められる“最適解”の模索 復帰が迫る大谷翔平の1番固定に米国内で異論「ベッツは無視できない。オオタニにリスクを負わせるか?」
ILからの復帰が迫っている大谷。彼をどの打順で使うかが注目を集めている(C)Getty Images
まもなく負傷者リストから戻る大谷翔平をいかに復帰させるか。二刀流スターの起用法が議論の的となっている。
現地時間9月20日、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、同日に行われたジャイアンツ戦を前に米スポーツ専門局『Sports Net LA』などの取材に対して「1週間前より良くなっているかと聞かれれば、それは間違いなく良くなっている。痛みが全くないとは言えないが、プレー可能な程度の違和感だ」と回答。IL入りから最短となる23日での復帰を「それが我々の希望だ」と語った。
無論、今後数日間での状態の変化によって大谷がさらなる調整期間を必要とする可能性はある。しかしながら、19日には、AIデータを基に実際の投手の球を再現する打撃マシン『Trajekt Arc』を相手に40スイングを行い、ロバーツ監督が「かなりしばらくぶりにベスト」と認めた状態はポジティブに捉えていいはずだ。レギュラーシーズンよりも重圧のかかる局面が増える短期決戦に向けては、実戦での打席数を増やし、コンディションを高めていきたいところでもある。
偉才の復帰は近づいている。そうした中で米メディアにおいて論じられているのが、大谷の打順問題だ。
異次元の活躍を続けてきた二刀流スターは、ドジャース入団以来から「1番・指名打者」で固定されてきた。だが、より多くの打席が回る先頭打者での起用は、左膝、右腕、そして首に違和感を抱える身体では負担が大きすぎるのではないかと不安視されている。実際、IL入りする前の直近7試合での打撃成績は、打率.077(長打率.077)、出塁率.255と極端に低下していた。
米紙『New York Post』は「いまだ体調が万全ではないとみられるオオタニを取り巻く不確実性は、(打順変更への)影響を顕著にする」と指摘。さらに大谷離脱中に1番打者に入り、8月5日以降で打率.336、9本塁打、12二塁打、31打点、OPS1.008と復調しているムーキー・ベッツとの比較を展開した。













