阪神は譲渡金の高騰を期待できる? 佐藤輝明のMLB挑戦で注目される米市場事情「今オフは『一流』と呼べる水準の打者がかなり少ない」
2025年3月のドジャースとの試合では、大物左腕スネルから特大アーチを放ち、存在感を示した佐藤(C)Getty Images
虎の不動の四番が大志を抱いて海を渡る。
10月19日、阪神は佐藤輝明のメジャーリーグ球団移籍に向けたポスティングシステムの利用を容認。21日には、本人が記者会見を実施し、球団公式サイトを通じて「感謝」という言葉を何度も繰り返しながら、憧れ続けた夢舞台に挑む決意を新たにした。
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2020年のドラフト1位で阪神に入団した佐藤は、1年目から圧倒的な長打力を武器に打線の主軸として活躍。4年ぶりに全試合出場を果たした今季は打率.306、39本塁打、106打点で史上9人目となる三冠王に輝き、阪神史上初となるセ・リーグ連覇に貢献した。
誰にも文句を言わせない圧倒的な“結果”でメジャーへの挑戦権を得た佐藤。そんな和製大砲の日本人離れしたパワーは、米球界の鵜の目鷹の目のスカウト陣の垂涎の的で、今オフのFA市場の人気銘柄となっている。
日夜野球情報を取り扱う米メディアでは、“時の人”となりつつある。世界各国の移籍情報を発信している『MLB Trade Rumors』は、佐藤に対する評価として「比較的若く(3月に28歳になる)、内野外野(サードとライト)の両方を守ることができ、過去2シーズンにわたって日本プロ野球で最高の打者だった」と列挙。「三振率とコンタクト率には改善の余地があり、NPBからやってくる選手がメジャーに適応できるかという、お決まりの不確実性も存在する」とした上で、こう続けている。
「打撃にしても、守備にしても、少なからず懸念はある。だが、サトウは、『一流』と呼べる水準の打者がかなり少ない今オフのフリーエージェント市場では有利に動けるはずだ」












