ダカールラリーがサウジ開催断念 中東情勢悪化で20年ぶりアフリカ回帰へ、モロッコ開催案を欧州紙報道
次回のダカールラリーはアフリカ開催になりそうだ(C)Getty Images
世界最大のラリーレイド大会のダカールラリーの主催団体は10月25日、来年1月に予定している次回大会を昨年まで続けてきたサウジアラビアでは開催しないと発表した。近日中に代替開催地が公表される見通しだが、スペイン紙『MARCA』などは2007年大会以来、20年ぶりにアフリカで開催される見通しとなったと伝えている。
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予定では1月1~15日にかけてサウジアラビア国内での競技が組まれていたが、今年に入ってから中東情勢が悪化し、F1など多くのスポーツイベントも開催の延期や中止する措置が執られており、ダカールラリーも他地域での代替開催を余儀なくされた。
主催団体のASOは「この決定は例外的なもので1度限りの措置。2027年の大会は別の地域で開催され、ASOが主催する。開催地については近日中に別途発表される」とした。
『MARCA』紙によると、車検や競技初日を欧州の都市で開催したい意向で、候補地には過去に開催実績のあるスペインとポルトガルが検討されているという。本格的な競技の舞台は北アフリカのモロッコを想定しているようで、全8日間の短縮大会が計画がされていると報じられている。
ダカールラリーのダカールとは西アフリカに位置するセネガルの首都ダカールを指している。第1回大会(1978年12月末から79年1月)からフランス・パリから地中海を船で渡り、サハラ砂漠を経由してセネガル・ダカールを目指すルートが組まれ、その後もアフリカ開催時代のゴール地はほとんどがダカールだった。北アフリカの政情不安で2008年大会が中止となり、2009年から南米に戦いの舞台を移し、2020年からはサウジアラビアの砂漠にシフト。ASOは商標登録していた「ダカールラリー」の大会名のまま開催を続けている。












