「本当にギリギリだった」フェルスタッペンが引退を考えていた裏事情を母国紙に激白 なぜF1の偉才は苦悩をしていたのか?「あんな気持ちになったのは初めてだ」
百戦錬磨の王者フェルスタッペン。いまだそのドライビングに衰えは見られないが…(C)Getty Images
長く王道を走ってきたカリスマドライバーの葛藤が明らかになった。
今年8月、マックス・フェルスタッペンは、所属するレッドブルとの契約を2030年まで延長することで合意。キャリアの継続を決意したが、その交渉の裏では「引退」の二文字も色濃くなっていたという。
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現地時間10月10日にオランダの日刊紙『Telegraaf』のインタビューに応じたフェルスタッペンは、「引退というシナリオはどれほど現実的なものだったのか」と問われ、「本当にギリギリだった。とくに今シーズンのはじめの数週間がね。あんな気持ちになったのは初めてだ」と証言。自身のドライバー人生に終止符を打つ決意を下す直前にまで至っていた内情を打ち明けた。
百戦錬磨のフェルスタッペンが「初めて」という感情を抱いた理由は、F1の新レギュレーションにある。今シーズンから各チームのマシンは、エンジンと電気モーターの出力比率が「ほぼ50:50」となるパワーユニットの導入が義務付けられている。だが、さながら“オーバーテイク合戦”の様相を呈するレースは、従来のそれとは大きく変わっている。
そんな状況にフラストレーションを抱え、苛立ちを露わにしてきた一人がフェルスタッペンだった。第3戦となる日本GP終了時点でドライバーズランキング9位と低迷していた春先には、「今のレースのあり方は良くない。本当に“ドライビングに反するもの”だ。ある時点で、これは自分のやりたいことではないと感じる」と公然と批判していた。













