「全く想定していなかった」――元巨人OBも採用する寝耳に水の異例人事 驚きの新組閣に滲んだ藤川阪神の3連覇への“覚悟”
藤川体制3年目で3度目のリーグ優勝、そして球団史上3度目の日本一を目指す来季の阪神。そのために改革はコーチ人事から見て取れる(C)産経新聞社
異例の人事が3連覇に向けた“覚悟”を物語った。
10月30日に阪神は来季に向けた組閣を発表。球団初のセ・リーグ連覇を果たしたメンバーを一新して挑む中で、二軍監督を務めていた平田勝男氏の一軍ヘッドコーチ復帰や、他球団からも矢野謙次氏が巨人から1軍打撃コーチに、球団OBの坪井智哉氏もヤクルトから引き抜く形で1軍打撃コーチに就任した。
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藤川球児監督と新たに3年契約を結んだ1年目となる来季に向け、何よりも驚きだったのは、矢野氏の抜擢だ。
巨人、日本ハムで16年間プレーした現役時代も含めて阪神とは接点がなかった。そんな同氏の採用、それも佐藤輝明のメジャー挑戦によって「穴埋め」が必要とされる打撃陣の改善が求められるポストでの抜擢は小さくなかった。
実際、打撃コーチ就任を発表した球団公式サイトで、当人も「びっくりしました。タイガースから連絡があるというのは全く想定していなかった」と明かしている。それだけ寝耳に水の人事だった。
「驚きました。それとライバルチームのコーチをしていた人間に声を掛けていただくことは、タイガースとしてもリスクというか、色々声があったりすると思うのですが、それも承知のうえでとか、そういうこともあるのかなと自分でも想像して、よりこう有難いなと。感謝の気持ちがより大きくなりました」












