不安を打ち消す3つの方法

タグ: , , 2024/10/20

[文:桑名涼子オフィシャルサイト|司会者|トーク診断士|タレント(http://ryoko-kuwana.net)]

「ブレないようにしよう」という言葉をよく耳にしますが、私自身は、ブレないようにするというよりも、ブレてもすぐに戻れる弾力を持っていたいと思っています。

幸せ、いい気分、楽しい、嬉しい、感謝している、ワクワクするという時間をなるべくたくさん持つことや、執着している「こうあるべき」という思い込みを手放すことで大分ブレは収まると感じています。

ところが、いざ実践するとなると、けっこう難しいのが正直なところ。

人は自分が思っているよりもずっと頑固ですし、一度手に入れた状況や、人間関係や、思いを手放すのは、とても勇気が入りますから。

元々人間はブレやすい生き物ですし、思考はついマイナス方向に偏ってしまいがちです。

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■「安心の島」より「不安の島」の居心地がいい?

ですから「不安になっていると安心」という方も多くいます。

不安になることがクセになっていて、そんな自分がイヤなのに、不安から抜け出すのもコワイという矛盾。

「不安の島」にずっと住み着いていると、そこから行ったこともない「安心の島」に移住するのは、ものすごく大変なことのような気がするわけです。

私にもそういう時期がありました。

今でもあります。

とはいえ「不安好き」の人も、本当は安心したいと思っている。熱望しているんですね。矛盾しているけれど、やっぱり不安から抜け出したいんです。

不安を感じてなければ、自分自身が機嫌よくいられるし、余計なことにとらわれずやりたいことを思う存分できますから。

そして、もうひとつほとんどの人は、不安を感じず、人に貢献したいという欲求を潜在的に持っています。

貢献欲求です。

「自分はこんなにできた!喜んでもらえた。自分ってスゴイ」と感じられるからです。

ですが、不安な状態では、心おきなく人に貢献できません。

逆に言えば、人に貢献している人ほど、心配が少ないのは事実です。

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