オートファジーを上手に活用。「プチ断食」でからだの内側からきれいに
「筋トレを頑張っているのに、おなかがぽっこりしている」
「好きな物を我慢せず食べて理想のからだを手に入れたい」
そんなお悩みはありませんか?
ダイエットには頑張りと我慢が必要だと考える人が多いようですが、かえってストレスとなりダイエットの妨げになることも。そこでこの記事では、ストレスゼロのダイエットと話題のオートファジー+プチ断食についてご紹介します。
ノーベル賞受賞で注目されたオートファジーをダイエットに取り入れて、無理なくきれいに痩せましょう!!
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1.老廃物排出のカギとなる「オートファジー」とは?
オートファジーとは、細胞内にある古くなったタンパク質をアミノ酸に分解し、新しいタンパク質を作り出す働きのこと。体内でオートファジーが起こると、古い細胞が新しく生まれ変わるとされています。
オートファジーは酵母や植物、動物など多くの生き物に備わっていて、飢餓や強いストレスの下でのみ発動すると考えられているシステムです。オートファジーは飢餓時の栄養補給として、細胞自らがエネルギーを作り出すために働くとされています。
また、不要なタンパク質を取り除くなど、老廃物の排出にも関わることが知られています。
オートファジーの研究は今も続けられていて、将来的には美容やダイエットに役立つ働きが明らかになる可能性が十分にあるそうです。これからの動向にも注目したいですね。
2.オートファジーのメカニズムと「プチ断食」
近ごろ、健康や美容に意識が高い人たちに注目されているのが「プチ断食」です。
「プチ断食」は、飢餓時に発動するオートファジーの特徴を活かし、早めに夕食をとり朝食を抜くことで、睡眠を含めてある程度の何も食べない時間を作るというダイエット法。「プチ断食」以外の時間は何を食べてもOKということで、我慢が少なくてすむと人気です。
プチ断食によってオートファジーのスイッチが入るため、老廃物の排出を促す効果や細胞レベルでの新陳代謝を進める効果が期待できるといわれます。それにより、からだの中から若返ることを目指すといいます。また食べない時間をつくることにより、内臓機能を活性化できるといわれています。
ただ、オートファジーのメカニズムについてはまだ謎に包まれた部分が多く、断食についても賛否両論あるスタイルです。ご自身の状況に合わせて取り入れ方を考えてみてはいかがでしょうか。