妊娠しやすいカラダを作ろう!意識すべき食事のポイント
妊娠・出産。たくさんのライフイベントの中でも、女性が経験できる特別なものです。元気な赤ちゃんを迎えるために、正しい『妊活』をしたいものですよね。女性ホルモンを整えることは生理周期の安定やPMS(月経前症候群)の予防などにもつながるので、今は妊娠を考えていない人もとり入れてみてください。
妊活に重要な栄養素を補う
忙しい毎日に追われていると食生活がおろそかになってしまうことも。きちんとした食生活を送ることは、卵巣や子宮の機能を正常に保つことにつながります。妊活をする上で優先的に摂りたい栄養素を5つご紹介します。
1.亜鉛
亜鉛は、女性ホルモンの分泌を増やすとともに、男性の精力を強める働きがあります。欧米では「セックスミネラル」とも呼ばれる栄養素です。
豊富な食品:牡蠣・ホタテ・しじみ・牛赤身・レバー・高野豆腐・アーモンド
2.鉄分
赤ちゃんのベッドになる子宮にはたくさんの血液が流れています。貧血が原因で子宮の動きが悪くなると不妊につながることも。鉄分と併せて、造血効果のあるビタミンB6、ビタミンB12、葉酸も一緒に摂るのがおすすめです。
豊富な食品:レバー・牛赤身・しじみ・あさり・小松菜・大根の葉・納豆
3.葉酸
葉酸は、DNAの合成に働くビタミンで、赤ちゃんの脳や神経が出来る妊娠初期の3ヶ月頃までが特に必要な期間。妊娠を望む早い時期から意識して摂っておきたい栄養素です。
豊富な食品:レバー・ほうれん草・菜の花・ブロッコリー・アスパラガス・納豆・いちご
4.ビタミンC
ビタミンCには毛細血管の機能を正常にして、排卵リズムを整える働きがあるとされています。また、妊娠中はストレスが原因で女性ホルモンのバランスが崩れることも。ビタミンCは抗ストレスビタミンと呼ばれ、ストレスを感じるときは特に摂りたい栄養素です。
豊富な食品:ブロッコリー・芽キャベツ・赤ピーマン・菜の花・柿・キウイ
5.ビタミンE
ビタミンEにはホルモンバランスを調整する働きがあります。さらに、抗酸化作用が強いビタミンEは、同じ作用を持つビタミンA(β-カロテン)・ビタミンCと 一緒に摂ると相乗効果がアップして抗酸化作用が高ります。
豊富な食品:アーモンド・かぼちゃ・サーモン・ひまわり油・うなぎ