巨人・坂本 コンバートの「現実味」有力OBも心配する「あの理由」とは

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 頼れるキャプテンの状態は・・・。巨人は17日の阪神戦(甲子園)に3―1と勝利。助っ人のウォーカーが来日初アーチをマーク、劣勢に追い込まれていたチームを救った。

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 1点を追う4回2死一、二塁の場面。打席に入ったウォーカーは相手先発ガンケルのシュートを思い切り振り抜くと、打球は左中間席へ飛び込み、来日第1号となる逆転3ランをマーク。「チャンスだったから何とか(走者を)返そうと思っていたし、あとは芯で捉えることだけを考えていた。自分自身も待ちに待った1号ホームランが打ててVERY HAPPY!」と大喜びだった。

 投げては先発の赤星が7回途中を投げ、4安打1失点で2勝目。自身初勝利も阪神戦だったが、粘り強く投げ最少失点で抑えた。

 一方、試合後の原監督は打線に厳しい目を向けた。4回にウォーカーの3ランこそ飛び出したものの6回以降はわずか1安打に抑えられ、阪神との3連戦を通じて、特に中軸に元気がなかった。「打線をもう少し奮起させたい」とキッパリ。19日からの広島との首位決戦を見据える。





 特に心配されているのが、キャプテン・坂本の状態だ。今年の開幕戦を左わき腹痛で欠場とアクシデントもあったが、開幕3戦目となる3月27日の中日戦(東京ドーム)で復帰すると、いきなり4打数4安打をマークし、周囲を驚かせた。今年で8年目を迎えるキャプテンは責任感全開でチームを引っ張っているが、気になる兆候が出始めている。

 15日からの阪神3連戦では特に守備でのミスが目立った。ゴールデン・グラブ5度受賞を誇る守備の名手が15日の試合では6年ぶりとなる1試合2失策、16日の試合でも1失策を記録した。

 これには巨人元監督で野球評論家の堀内恒夫氏(74)が16日に「らしくない。」のタイトルで自身のブログを更新。

 「昨日と今日の阪神戦を観て強く思ったことを一言いこう」とした上で坂本のプレーに関して、「『らしくない』プレーが続いている。」と懸念を示した。

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