「不本意なことだったと思うが」ネビン監督が大谷翔平の心情を代弁。今季は「何よりも勝ちたいと思っている」と意欲を強調

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(C)Getty Images

 エンゼルスのフィル・ネビン監督が語った愛弟子へのコメントが話題となっている。

 昨シーズン、投・打での「ダブル規定到達」など偉業を成し遂げた大谷翔平がア・リーグMVP有力とみられていたものの、62本塁打を記録したヤンキースのアーロン・ジャッジが選出された。このことについて、ネビン監督が『MLBネットワーク』に出演し、自身の見解や大谷の心情を代弁しており、国内各種メディアでもり上げられ大きな反響を呼んでいるようだ。

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 米放送局『CBS Sports』はネビン監督による「MVPを受賞できなかったのは、彼(大谷)にとって不本意なことだったと思うが、彼は何よりもまず勝ちたいと思っている」と昨季の最優秀選手表彰についての言葉を紹介している。

 それを踏まえ同メディアは「選手の価値を測る最も一般的な指標であるWARでは、2022年のオオタニが9・6、ジャッジの10・6に次いで2位となりその差は僅かだった。投票そのものは、特に接戦ではなく、ジャッジは30票中28票を獲得し、総合得点は410点で大谷の280点を大きく上回った」として投票結果に言及。

 さらに「オオタニは自分の仕事に誇りを持っているはずだが、この結果を残念に思っているというのはその言葉通りかもしれない」と指摘。その上で「2023年シーズンは、もちろんア・リーグMVPに返り咲くチャンスであり、オオタニはそのための最有力候補と言えるかもしれない」と今季のさらなる活躍を予想している。

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