侍ジャパン、ダルビッシュ有が韓国相手に3回3失点で降板。48球で被安打は3【WBC】

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(C)Getty Images

 侍ジャパンが3月10日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)プールBの第2戦・韓国戦を迎え、先発のダルビッシュ有(36)が3回3失点でマウンドを降りた。

 初回はストライク先行の安定したピッチングで3人をきっちり抑え、2回には4番のパク・ビョンホをスライダーで三振に切って取ると、続く後続もピシャリ。しかし、3回にノーアウト二塁のピンチを迎えると、8番のヤン・ウィジに2ラン本塁打を浴びて2点のリードを許してしまう。

【動画】侍ジャパンが一挙4点で韓国を逆転!吉田正尚が放った会心の2点タイムリーのシーン





 さらにこの回は、サード・村上宗隆(23)の悪送球で、再び2アウト二塁のピンチに立たされ、3番イ・ジョンフのタイムリーツーベースで3失点目。これでリズムを崩したのか、続く4番パク・ビョンホをデッドボールで塁に出したが、5番キム・ヒョンスをなんとかレフトフライに打ち取って3回を終えた。

 その裏の攻撃でチームメイトがダルビッシュを助けた。

 先頭打者の源田壮亮(30)、続く中村悠平(32)と二者連続で四球を選びノーアウト一・二塁とすると、まずはヌートバー(25)がセンター前へ抜けるタイムリーで反撃の狼煙を挙げる。さらに、ノーアウト一・三塁で2番の近藤健介(29)がタイムリー二塁打で続くと、3番・大谷翔平(28)が申告敬遠されてノーアウト満塁に。この絶好機で4番・村上宗隆(23)は内野フライに倒れたが、5番・吉田正尚(29)がセンター前への2点タイムリーで逆転に成功したのだ。

 ダルビッシュは3回48球を投げて被安打3、被本塁打1の自責点2。本人も今日のピッチングには満足していないだろう。次回登板でのリベンジに期待したい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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