ウソだろ?スタンディングオベーション中にピッチクロック違反で1ストライクに全米から疑問の声
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これも時短のためには必要なことなのか?メジャーリーグが試合時間短縮のために導入した新ルール「ピッチクロック」が話題だが、ある一つの違反が物議を醸した。日本では鈴木誠也の復帰戦として注目された14日のドジャース―カブス。地元のドジャースファンは、このオフにカブスへ移籍したコディー・ベリンジャー外野手を盛大な拍手で出迎えた。
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2017年のデビューから6シーズンをドジャーブルーのユニホームで過ごしてきた。1年目に39本塁打、97打点で新人王に輝くと、2019年には打率・305、47本塁打、115打点でナ・リーグMVPを獲得。2020年からは成績を落としたが、その年のワールドシリーズ制覇にも貢献した。2021年は打率・165、10本塁打と低迷し、FAイヤーとなった2022年も打率・210、19本塁打、68打点とかつての姿は取り戻せず。オフにFAとなり、再契約の道は残されていなかったが、それでもファンは快く送り出し、グラウンドでの再会を喜び合う瞬間だった。
2回の第1打席。やまないスタンディングオベーションに感慨深げに打席を外し、静かに準備を整えていたベリンジャー。すると球審が試合を止め、自らの腕時計を指さすジェスチャーから1ストライクを宣告したのだ。
ピッチクロックでは、投手が捕手からボールを受け取ってから、走者なしでは15秒、ありでは20秒以内に投げなければならない。それとは逆に、打者は残り時間が8秒となる前に打席で構えて準備を整えなければならない。盛大な拍手を浴びているうちに制限時間が迫り、タイムオーバーしてしまったというわけだ。