直近25試合で「本塁打ゼロ」の鈴木誠也に現地メディアは厳しい評価「中軸を打てるような成績を残していない」

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厳しい目が向けられている鈴木。勝負強さを発揮して評価を覆したい(C)Getty Images

 現地5月12日(日本時間13日)、カブスの鈴木誠也が敵地で行われたツインズ戦に「5番・ライト」で先発出場。犠牲フライを含む、4打数1安打1打点でチームの勝利に貢献した。

 2点ビハインドの4回一死二、三塁の場面、鈴木は相手投手のカットボールを捉え、弾丸ライナーの打球を放った。レフトの正面をついたが、犠牲フライとなり三塁ランナーが生還した。8回の第4打席では、ライト線へ打球を落とし、これが二塁打となった。

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 鈴木はここまでの試合で、打率・263、1本塁打、11打点を記録。スプリングトレーニングで左脇腹を痛め、出遅れていたが、現地4月14日(日本時間15日)のドジャース戦で戦列復帰。復帰初戦となったこの日の試合でいきなり1号弾を放ったが、それ以降の25試合で一発が出ていない。

 そんな鈴木に現地メディアは厳しい評価をしている。カブス専門メディア『Cubbies Crib』は現地5月10日(日本時間11日)の記事で「スズキにとって今季開幕となったドジャース戦で本塁打を放ったが、全体的には苦戦を強いられている」と断じ、鈴木が今季1本しか本塁打を放っていないことに触れながら、「スズキは中軸を打てるような成績を残していないのに、カブスでは今シーズン4番もしくは5番を打っている。得点圏にランナーがいるときに苦しんでいる点も、問題を複雑化させている」と得点圏での成績にも注目した。

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