“史上最強の指名打者”でもMVP受賞は無理?米識者が大谷翔平の揺るがぬ価値を語る「オオタニが炎上を繰り返さない限りゼロ」

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投打で格の違いを見せつけている大谷。彼の価値には、史上最強の指名打者と呼ばれるアルバレスでさえも及ばない(!?)。(C)Getty Images

 今季もまた大谷翔平がMVPレースに食い込むのか。2021年に栄えある受賞をして以来、唯一無二の二刀流戦士は常に候補者として話題となってきた。

 はたして、23年シーズンはどうか。ここまで大谷は打っては打率.280、12本塁打、OPS.888を記録。投げても10先発で5勝(1敗)、防御率3.05、WHIP0.90、奪三振率12.20とエース級のスタッツを記録。早くも彼を筆頭候補に挙げる識者たちは少なくない。

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 一方で彼に抗う存在がいないかというとそうではない。今季に関して言えば、ア・リーグで図抜けたスタッツを残しているスラッガーが注目を集めている。大谷の所属するエンゼルスと同じ西地区で堂々の首位を行くアストロズの主砲ヨーダン・アルバレスだ。

 26歳にして球界屈指の強打者としての地位を確立した感のあるアルバレスは、メジャー5年目の今季もすこぶる好調だ。打率.297、12本塁打、出塁率.403、OPS 1.003といずれもハイアベレージをマーク。「史上最強の指名打者」と評されるほど序盤戦から特大のインパクトを残している。

 彼がこの先も好調を維持し、一部で「健康さえ維持できればMVPだ」とされる大谷と争うとなった場合には、論争を含めて実に興味深いものとなるのは必至だ。そうしたなかで、米ラジオ局『Audacy』のポッドキャスト番組「Baseball Today」では早くも予想が展開された。

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