「1番、体のことを考えている選手」藤川球児氏と糸井嘉男氏が語る「タフな選手列伝」
体は小さくてもボールは飛ばせるが持論の吉田(C)Getty Images
超人と鉄腕によるスペシャル対談が実現した。
現在阪神のスペシャルアンバサダーを務める糸井嘉男氏が、同じく阪神のスペシャルアシスタントを務める藤川球児氏のYouTube「藤川球児の真向勝負」に出演。
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かつて共に縦縞ユニホームを着て戦い、「超人」「鉄腕」と称された2人が、6月11日までに更新された動画内で、それぞれの視点で見る「最強タフネス」選手について語った。
2005年にシーズン80試合登板、2007年には伝説となる10連投10連勝を成し遂げるなど、まさに「鉄腕」としてその名をはせた藤川氏。
そんな「絶対守護神」として活躍した藤川氏がタフな投手TOP3として挙げたのが、岩瀬仁紀氏・宮西尚生(日本ハム)・平野佳寿(オリックス)の3人だ。
中でも糸井氏の日本ハム時代のチームメイトでもあり、歴代最多の392ホールド(6月23日現在)の日本記録保持者である宮西をルーキー時代から知るという糸井氏は、「近くで見ていたけど1番タフな選手。あいつ本当肘がボロボロやと思う」と、話すと、「効きすぎると内臓に悪いくらい最強の湿布があるんですが、よく彼はそれを貼っていましたね」と、決して面では見せることのない鉄腕の「裏事情」について明かした。
また、宮西と言えば、近寄り難さを感じる部分もあるが、その性格は「めっちゃいい奴。後輩も可愛がっている」と話す糸井氏。
これに対し、藤川氏は「リリーフは煙たがられたらこれだけ成績を残せないんですよ。同じ空間に10人くらいいる中で140試合近く戦うわけですからね」と、チームメイトと良い関係を築くことも長く成績を残し続けられる重要なポイントと語った。