ドジャース移籍の右腕グラスノーが大谷翔平からの“勧誘”に興奮「すごいビデオだった。間違いなく加点材料になった」
悲願のワールドシリーズ制覇に向けて、大谷がリクルートでも一役買った(C)Getty Images
二刀流スターが加入したドジャースが着々と補強を進めている。
エンゼルスからフリーエージェント(FA)で大谷翔平が加入したドジャースは現地時間12月15日(日本時間16日)、レイズから先発右腕のタイラー・グラスノー投手、マヌエル・マーゴー外野手をトレードで獲得したと発表した。
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先発投手陣がチームの課題となっているドジャースだが、今季21試合に先発登板して10勝7敗、防御率3.53の成績を残し、レイズの先発ローテーションの一角として活躍したグラスノーと5年総額1億3500万ドル(約189億円)の契約合意に至った。貴重な先発右腕の獲得には二刀流スターが一役買ったようだ。
地元紙『Los Angeles Daily News』が、18日に取材に応じたグラスノーが語った内容をレポートしている。
グラスノーは取材の中で「ショウヘイがビデオを送ってくれたんだ。僕にチームに来てほしい。僕のためにホームランを打つから、ドジャースの投手陣に加わってほしいと彼は言っていた」と話し、ドジャースとの交渉で大谷翔平から受け取ったビデオメッセージの内容を明かした。
右腕は「すごいビデオだったよ。彼が野球場でできることは、狂気の沙汰としか言いようがない。かっこよかったし、間違いなく僕がドジャースに行くための加点材料になった。だから、彼の勧誘はうまくいったと思う」と語り、大谷の言葉がドジャース入りを決断する後押しになったと語った。