【巨人】通算178発砲 バリバリの現役メジャーリーガー、オドーア獲得で注目集める「打順」「守備位置問題」

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オドーアにはポイントゲッターとしての役割が期待されそうだ(C)Getty Images

 V奪回を目指す巨人が新外国人選手として、ルーグネッド・オドーア内野手(前パドレス=29)の獲得に乗り出していることが明らかになった。1月20日付のスポーツ各紙が報じている。

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 オドーアはベネズエラ出身の29歳。11年にレンジャーズと契約を結び、14年にメジャーデビュー。16年は二塁上での接触プレーをめぐり、ブルージェイズに在籍したホセ・バティスタの顔面に右ストレートを炸裂させ、大乱闘をくり広げたことでも有名。「狂犬」の異名を持つ。

 一方、打撃面はレンジャーズ時代には、シーズン30本塁打以上を3回(16年、17年、19年)記録するなど、2年目から8年連続で2桁本塁打を放つなど、キャリアを重ねた。

 まず加入すれば巨人での打順といえば、3番・坂本勇人、4番・岡本和真に並ぶ5番の有力候補となりそうだ。昨年まで5番に入ることが多かった勝負強い中田翔の抜けた穴を埋める、ポイントゲッターの役割が求められる。右打者が続く中、左打者が入ることで打線の厚みも増し、バランスも良くなる。

 また気になる守備位置といえば、本職は二塁手だが、巨人の二塁といえば、好守備で知られる吉川尚輝がいる。昨季在籍したパドレスでは右翼で9試合に出場とあって、まずは外野手としての出場が濃厚となりそうだ。今季の巨人の外野布陣は阿部監督も「白紙」と打ちだしており、右翼候補とされる松原聖弥、オコエ瑠偉、梶谷隆幸らと競いあいながら定位置確保を目指すことになる。

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