井上尚弥は「少しだけ良いボクサー」 IBF&WBO1位の豪逸材が東京Dでのネリ戦を展望「どっちもパワーはある」

タグ: , , , , , 2024/2/13

ネリとの対戦が有力視されている井上。その行方にはライバルも関心を示す。(C)Takamoto TOKUHARA/CoCoKARAnext

 文字通り“大舞台”での世界戦で、日本の怪物はいかなる戦いを見せるのか。来る5月6日に東京ドームでの開催が有力視されているボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)と元世界2階級王者のルイス・ネリ(メキシコ)のマッチアップに熱視線が注がれている。

【動画】井上尚弥戦に向けて不安の声も ネリが公開したミット打ちをチェック





 すでに米大手スポーツ専門局『ESPN』が決定報道を出すなど、残すは「正式発表を待つのみ」とも報じられているこのマッチメイク。現時点での下馬評は井上有利の声が強い印象だ。ネリも昨年に2戦2勝と結果を残し、WBCのランキング1位につけている実力者だが、プロキャリア26戦無敗(23KO)という圧倒的戦績を残す日本人チャンプの防衛を推す声は揺るぎない。

 両者にとって同階級のライバルも井上の勝利を予想する。現在IBFとWBOでランキング1位を占めるサム・グッドマン(豪州)だ。

 グッドマンは、自身が契約を結んでいる豪プロモーション会社『No Limit Boxing』のYouTubeチャンネルに出演。「正直、勝敗はどうでもいいんだ。とにかくベルトが欲しいからね。ファンとしては良い試合だろうけど、俺はどっちのファンでもないんだ」と牽制しつつ、「彼らの試合は激しい試合になる」と断言。そして、こう続けている。

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