南野拓実は2戦連続ゴラッソならず キレある動き見せるも現地の評価は厳しめ

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勝利こそ手繰り寄せられなかったが、南野の状態は上がっているようだ(C)Getty Images

 日本代表MFの南野拓実が所属するモナコは3月1日(日本時間2日)、リーグ・アン第24節でパリ・サンジェルマンと対戦。0-0のスコアレスドローに終わり、前節のRCランス戦で値千金の決勝点を叩き込んだ南野もノーゴールに終わった。

 4-4-2のフォーメーションでスタートしたモナコは、立ち上がりからボールを保持するパリ・サンジェルマンに対し、統制された守備ブロックを築く。決して自陣に引きすぎず、鋭いチェイシングでボールを奪い、縦に早い攻撃でゴールに迫った。

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 左サイドハーフに入った南野は、マッチアップした右SBのアシュラフ・ハキミを徹底マーク。モロッコ代表DFの攻撃力を制限するべく、高い位置からハイプレッシャーをかける。12分にはカウンターのチャンスで長い距離をドリブルで運び、ペナルティエリア内まで侵入したが、最終局面で相手DFに防がれた。

 さらに14分に南野は、フォラリン・バロガンへスルーパスを供給し、直後の15分にはショートコーナーから際どいシュートを放つ。惜しくも相手GKにセーブされたが、序盤からアグレッシブに仕掛けた。また、42分には左サイドでボールを持つと、巧みな足裏タッチで相手DF2枚を一気に置き去りにするテクニックも見せた。

 後半にも南野は、52分の速攻で持ち運び、再びカウンターの急先鋒となる。積極的に敵の背後を突き、57分には絶妙な浮き球スルーパスでウィサム・ベン・ヤーデルの絶好機をチャンスメイク。しかし、この試合ではゴールに絡めなかった。

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