ダルビッシュがサイ・ヤング賞投票で2位に「2位で悔しい気持ちより、○○の上に行けたというのに喜びを感じる」

タグ: , , 2020/11/14

 これまでサイ・ヤング賞で投票を受けた日本人投手は過去7人。パイオニアとされる野茂英雄がドジャース在籍時の1年目の1995年に4位、翌1996年も4位。次いで2006年にドジャース・斎藤隆が8位。2008年にはレッドソックス・松坂大輔が4位だった。ダルビッシュはレンジャーズ時代の2012年に9位、2013年には2位。同年にはマリナーズ・岩隈久志が3位、レッドソックス・上原浩治が7位に入っている。直近最後は2016年のヤンキース・田中将大で7位だった。

 今回の2位は、2013年のダルビッシュ以来となる日本人投手最高位。ちなみにその前回2位の投票内訳を紐解くと、2位が19票、3位が3票、4位が1票、5位が6票となっている。もちろんその時も、1位では票が入っていなかった。
 同じ2位でも、今季のダルビッシュが手にした2位は、2013年の自身や前田とはまた意味の違う2位であることが分かっていただけるであろう。

 ダルビッシュはツイッターで「2位で悔しい気持ちより、デグロムの上に行けたというのに喜びを感じます。去年の今頃はデグロムやバーランダー、コールのようなレベルの投球したいという夢を持っていたので。目標ではなく夢レベルだったので驚いています」と感想をつぶやいた。

 今季は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、レギュラーシーズンが60試合に短縮された異例のスタイルとなった。どうしても、数々の快挙に「*」のアスタリスクマークが付くことは避けられない。注釈や疑義を示す印で、参考記録という色眼鏡で見られてしまう。夢が現実的な目標となった今だからこそ。来季は162試合のフルレギュラーシーズンを戦い抜き、本当の栄冠を手にしてほしい。





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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