最下位・中日、交流戦で巻き返しなるか 追い風にしたい「故障者の帰還」 救援陣の“再構築”とDHの“起爆剤”が焦点に
橋本の復帰に付随して、リリーフ陣の再構築は不可欠だ。先週も阪神に7点差をひっくり返されるなど、3度の逆転負け。シーズン通算でも16度の逆転負けを喫し、半分以上を占めている。特に7回以降の失点は84で、全181失点の半数近くを記録。いわゆる「勝ちパターン」を作り上げることが急務である。
9回は松山晋也がいるので、まずは8回をどうするか。昨年まで務めていた清水が故障明けで状態が上がらず。ウンベルト・メヒアや藤嶋健人に齋藤綱記、直近では2年目の吉田聖弥が歴任するも、なかなか固定には至っていない。橋本に過度な期待をするのは禁物だが、交流戦を良いきっかけにしてもらいたい。
そして、交流戦といえばパ・リーグ本拠地球場でのDH制だ。サノーがいれば適任だが、彼の復帰までは他の打者で回していく。主砲の細川成也を打撃に専念させたり、状態が良い鵜飼航丞を置いたり、故障明けの福永やベテランの阿部寿樹を起用したり──。いろいろなアイデアが思い浮かぶ。わかりやすい適任者がいないからこそ、最大限「9人攻撃」の利点を活かせる人選を望む。
最初のカードは本拠地・バンテリンドームナゴヤでの楽天戦。ホームの大観衆を味方につけて、勢いに乗りたい。
[文:尾張はじめ]
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