「金に値する歴史的な銅メダルだ」日本卓球男子からの金星に仏メディアが歓喜!逆転負けの張本智和は「ここ数年でやや低迷気味」【パリ五輪】

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エース対決で敗れた張本。F・ルブランと健闘を称えあった(C)Getty Images

 紙一重の戦いだった。

 現地時間8月9日、パリ五輪卓球男子団体の3位決定戦がパリ南アリーナにて行なわれ、世界ランク4位の日本代表(張本智和、戸上隼輔、篠塚大登)は、同3位のフランス代表(フェリックス・ルブラン、アレクシ・ルブラン、シモン・ゴズィー)に2-3で惜敗。同種目でメダル獲得を逃すのは、準々決勝敗退のロンドン五輪以来だ。

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 この日、戸上/篠塚組が1-3で第1試合のダブルスに敗れると、続く第2試合は、張本がF・ルブランとのエース対決に臨み、マッチポイントを握りながらも2-3で逆転負け。王手をかけられた日本はその後、第3、4試合のシングルスを戸上、張本がものにし、なんとか第5試合に持ち込んだが、最後の篠塚がF・ルブランから勝利をもぎ取ることはできなかった。

 試合後、フランス紙『Le Figaro』は、「壮絶な戦いの末、F・ルブラン擁するフランスチームが勝利」と速報記事を掲載。「銅メダル決定戦は、フランスチームにとってこれ以上ないスタートとなった」と書き始めると、「第1試合の結果は、日本にとって厳しい未来を予感させるものだった」などと試合展開をレポートしている。

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