水原元通訳が告白したギャンブル依存症の恐怖とは? 元サッカー英代表ルーニーも苦しんだ“抜けられない沼”

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 昨年1月に英オンラインカジノ『32Red』のキャンペーン動画に出演したルーニー氏も、自らがギャンブル依存症を患っていたと告白。そして、「当時の自分は、大金を手にしたばかりの若造だった」と語り出し、その恐ろしさを訴えている。

「マンチェスター・ユナイテッドではアウェー戦の度にホテルに泊まる。そして、イングランド代表ではホテルに7日から10日間滞在する。そうすると、退屈するので暇つぶしをしようと考える。その一つがギャンブルだったんだ。

 携帯電話で簡単に賭けることができた。だから本当のお金ではないような感覚だった。ブックメーカーに足を運び、限度額まで賭けるという感じではなかったからね。気づけば、知らぬ間にかなりの額を失っていた。最初は勝っていたし、『俺でも簡単に稼げる』と思っていた。でも、のめり込むようになってからは負け始めて、借金生活となった」

 複数の米メディアの報道で、カリフォルニア州で違法賭博の元締めをしているマシュー・ボウヤー氏と出会い、それがキッカケでのめりこんだという水原氏とは一概に比較はできない。それでも「失った金額を取り戻そうとして、どんどん賭けるようになった」(ルーニー氏談)という点は共通するギャンブル依存症の怖さと言えよう。

 水原氏を巡る騒動に対するハレーションは当分収まりそうにない。そうしたなかで、ギャンブル依存症に対する認知が広まることを願いたい。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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