「10・10決戦」に敗れた楽天・石井監督の采配に球界OBが注文「松井を0-5で投げさせても意味がない」
最終戦で勝った方がCS進出という大一番となったが、この試合を球界OBはどのように見たのか。現役時代は大洋（現DeNA）で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍している高木豊氏が自身のユーチューブチャンネルを更新し、ロッテと楽天の一戦について言及した。
高木氏は「小島がよく投げたよね」とこの試合で先発登板し、7回94球を投げて6安打無失点の好投を見せたロッテの小島を称えた。2位でCS進出が決まったロッテについては「一番苦しかったのはロッテだよね。その中でブルペンデーが効いたなと思う。（リリーフの）皆が頑張って、打線も援護しようと上向きになった」と語った。佐々木朗希の離脱や体調不良者の続出が相次ぎ一時は4位に転落したが、ブルペンデーとして臨んだ試合をポイントに挙げて話した。
一方の楽天については「（最終戦で）なぜ投手を総動員しなかったのか。松井を9回0-5の場面で投げさせても意味がない。3点リードされたのは分かるけど、その前のピンチの時に出せなかったのかなと思う」と、楽天の投手起用を指摘した。抑えの松井裕樹は5点ビハインドの9回に登板したが、7回や8回に起用するべきだったという自身の見解を述べた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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