「センガは納得していないようだ」リハビリ中の千賀滉大の現状を地元紙が不安視 投球再開も「まだリハビリが必要」との報道も

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なかなか復帰までの目途が立たない状況に千賀自身もフラストレーションを感じているようだ(C)Getty Images

 右肩の張りと右腕の炎症により、実戦復帰へ向け調整を続けるメッツの千賀滉大。開幕から2か月が経過した現在も本格的な投球練習は行われていない。

 現地時間5月27日(日本時間28日)、本拠地シティフィールドで千賀が現地記者に対し心境を語っており、その内容を地元メディア『NEW YORK POST』が伝えた。復帰のイメージが描けていない右腕の苦悩の想いや、カルロス・メンドーサ監督の声なども紹介されている。

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 同メディアによると、千賀はここまでリハビリが長引いていることについて「多くの後悔がある」と考えており、「(治療について)もっとうまくやれたと思うことがある」などと胸中を明かしたとしている。

 また、故障発覚後から現在に至るまでのプロセスについて、同メディアは「リハビリの一部に納得がいっていないように見えた」と綴っている一方で、カルロス・メンドーサ監督が、「意見の相違はなかった」と主張したことも記している。

 さらに指揮官は、「話し合いは行われてきた。彼がスプリング・トレーニングで最初に違和感を訴えたとき、我々は計画を立て、全員がそれに乗った。彼の提案にも耳を傾けた」として、リハビリが互いの考えのもと、進められてきたことを強調したという。

 千賀は右肩の張りによりキャンプ後半から調整を続け、開幕後5月19日にはブルペン投球の予定だったものの右上腕の違和感による回避、筋肉の炎症と診断されていた。復帰までの兆しが見えない中で発せられた千賀のコメントについて、メンドーサ監督が「チームに貢献できず、かなりフラストレーションの溜まっていると思う」「チームを助けたいと思っているはずだ」などと、語った言葉も紹介している。

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