「僕の人生は変わった」メッシが悲願のW杯制覇の本音を米放送局で告白 全てを手にした天才が語った“引退の時”

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黄金のトロフィーを手にし、笑顔を浮かべるメッシ。(C)Getty Images

 世界に一大トピックを提供し、母国で熱狂を呼び起こしたアルゼンチン代表のワールドカップ(W杯)制覇。22年12月にカタールでもたらされた歓喜の瞬間は今も色褪せない。

 当時の代表において「主役」となったのは、主将を務めたリオネル・メッシだ。若手も少なくなかったチームの精神的支柱ともなった36歳は、自身5度目のW杯出場でキャリア初の世界一を経験。7ゴールを決める出色の活躍で大会MVPにも輝いた。

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 クラブシーンや個人表彰においては、それぞれ4度のチャンピオンズリーグ制覇やバロンドール受賞など、タイトルを総なめにしていたメッシ。そんな偉才にとって唯一欠けていたのが、W杯のタイトルだった。

 初戦のサウジアラビア戦でまさかの逆転負け(1-2)を喫し、「またか」と暗雲が立ち込めたが、そこからメッシを中心とした精鋭軍団は奮起。怒涛の快進撃を開始すると、たどり着いた決勝では、4年前のロシア大会の決勝トーナメント1回戦で敗れていたフランスに雪辱を果たす。3-3と打ち合った末にPK戦にまでもつれ込む激闘を制し、凱歌をあげた。

 母国の英雄ディエゴ・マラドーナが1986年の夏に掲げて以来となる世界制覇。悲願だった黄金のトロフィーを掲げたメッシは、今もその余韻に浸っている。米スポーツ専門局『ESPN』のマルティン・アルバロ氏のインタビューに応じた36歳は、「気持ちを説明するのは難しい。世界王者が何なのかを比較するのは難しい」と強調し、正直な想いを打ち明けている。

「世界王者になったことで僕の人生は変わった。これは僕に欠けていた唯一のものだった。ワールドカップで優勝することは、どんな選手にとっても夢。でも、特にアルゼンチン人である僕にとって、最高で、最も完璧なことなんだ。凄いことになるだろうとは思っていたけど、周囲の反応は僕の想像をはるかに超えていたよ。とにかく勝つことで全ては変わるんだ」

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