吉田正尚、7試合連続マルチで「1942年以来」の記録を達成!米メディアは「新人王候補」と絶賛

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打率.316と好調な吉田は、ア・リーグ首位打者争いで3位につけている(C)Getty Images

 前半戦の最後に強烈なインパクトを放った。

 レッドソックスの吉田正尚は現地時間7月9日(日本時間10日)、本拠地でのアスレチックス戦に「5番・指名打者」で先発出場し、8回に迎えたこの日の最終打席で決勝の第10号ソロ本塁打を放った。レッドソックスは4-3で勝利し、吉田はこの日もマルチ安打を記録、チームの白星に大きく貢献する結果を残すこととなった。

【動画】マサは怪物!前半最終戦をグリーンモンスター越えの特大10号アーチで締めくくった吉田





 逆方向への打球が大きくグリーンモンスターを越えた。3-3の同点で迎えた8回の第4打席、このイニング先頭で打席に立った吉田は、ホワイトソックス3番手の左腕、ケン・ウォルディチャックに対し、2球で追い込まれるも、ファールで粘るなどしてチャンスを待つ。そして、6球目に投じられた高めのストレートをミートすると打球はレフト方向へ高々と上がりそのままスタンドへ。「マッチョマン」がパワーをみせつけ、ホームスタジアムを大いに沸かせている。

 この吉田の一振りが試合を決め7試合連続での複数安打、チームも5連勝と最高の形でオールスターブレークに入る。再び火のついた吉田のバッティングには現地メディア『FanNation』も球団記録を掘り起こすなどしながら、特集記事で大きく報じている。

 同メディアは「日曜日の勝利に大きく貢献したのは、8回裏に決勝ホームランを打ったレッドソックスのルーキー、マサタカ・ヨシダだった。彼はまた、チームにとって80年以上達成されなかった歴史を作った」と称え、レッドソックスにおいての同様の記録についても言及。「ヨシダは1942年のジョニー・ペスキー以来となる7連続マルチヒットを放ったレッドソックスのルーキーだ」と紹介している。

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