巨人・吉川 調子急降下でささやかれる「あの要因」とは

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 ここで踏ん張れるか。巨人・吉川尚輝内野手(27)の状態が心配されている。

 原監督は2ー7で敗れた29日の日本ハム戦(札幌ドーム)後に「3番・二塁」で出場しながら、併殺打を含む3打数無安打だった吉川について「せっかく『吉川城』というものを築いて、それをしっかり築城していかないといけないですよね。守るものはないよね、まだ」と苦言。

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 一時は3割4分を超えるなど首位打者を突っ走っていた吉川は、ここ最近の6試合で23打数3安打と湿りがち。打率も3割1分4厘まで低下している。この吉川の急降下の原因についてはこんな声もある。

 「ケガから復帰後に打順が3番に入ったことも影響しているのではないでしょうか。現在は打撃が好調とはいえない主砲・岡本和の前の打順とあって、バントをしたり何かと気を使う打順となっています。開幕当初の1番の打順時には思い切りのいいバッティングが目立ったが、3番に入ってからは打席でも迷いを感じるような姿が見られます」(放送関係者)

 球界内でも吉川の打順に関しては「足も使え、選球眼もいい吉川は1番タイプ」という声もある。チームにとっては長年の懸案事項だった1番打者の適性を吉川が示したことで4月のスタートダッシュに結びついた経緯もあった。

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