海外記者たちを沸かせた「怪物の一言」 井上尚弥の“最高のセリフ”に米絶賛「たちまち場の雰囲気が一変した。彼はスターだ」

米記者に対して余裕のセリフを返した井上。(C)Lemino/SECOND CAREER
ボクシング界の“怪物”が、米メディアを沸かせた。
来る5月4日(現地時間)に米ラスベガスのT-モバイルアリーナでWBA世界同級1位ラモン・カルデナス(米国)との防衛戦を控えるボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者の井上尚弥(大橋)は、現地時間4月24日に米ロサンゼルスに上陸。直後に同市内のウェストサイド・ボクシング・クラブで公開練習を実施し、集まった海外メディアの取材に応じた。
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一挙手一投足に熱視線が注がれた。ミット打ちをはじめ、シャドーボクシング、重めのサンドバッグ打ちを消化した井上は、時差による疲れを感じさせないキレのある動きを披露。集まった記者陣の関心を集めた。
そんな中で、井上の米記者に対する応答が話題となった。
練習後の囲み会見の場で米格闘技専門サイト『Fights ATW』の記者で、全米ボクシング記者協会のメンバーでもあるエイブラハム・ゴンサレス氏から「なぜジュント・ナカタニと戦うのか?」と問われた井上は「皆さん、この試合を見たいですか?」と逆質問で切り返す。
これにゴンサレス氏だけでなく、周囲の米記者たちが一斉に「YES!」と回答。すると、ニヤッと笑った井上は「だからです」と強調。自信をうかがわせる笑みを浮かべながら余裕の応対を見せたのだ。