熱男・松田宣浩が語る 一般社会でも通じる 勝負どころで「力を出す方法」とは

タグ: , , , , , 2023/10/17

 一方、一般社会で働く人々にとっても、勝負どころで「熱男」になる方法、結果を出すための方策は参考になりそうだ。松田といえば、ソフトバンク時代にリーグ制覇6度、7度の日本一を経験とプレッシャーのかかる場面も数多く経験、「勝負の鬼」としても知られている。そんな中で結果を積み上げてきたとあって、勝負どころで、いかに「熱男」となり、パワーを発揮してきたのか。

 その点を聞くと、意外にも松田はシンプルな答えだった。

「とにかく準備ですね。事前に相手の情報を準備したり、その時の状況をよく考えたりするというのが、(結果が出る)一番の近道だと思います」とキッパリ。

 そこにはこんな思いがあった。

 「ラスト1試合だから、決勝戦だから根性でいけ、というのは違うと僕は思います。決勝戦だからこそ相手のことをより知ったり、自分が優位に立つというものをどんどん作ったりしていくのが大事かなと思っていました。それをずっと実践して、探求しながら戦うようにしました」と語る。

 大事な勝負に挑む前には事前にしっかり相手の情報を分析した上で、「自分が優位に立つもの」を見定める。松田にとってはそれが「声」「元気」となったのだろう。

 またプロ18年の現役生活を終えた松田氏は次のステップについて、「野球界の松岡修造さんを目指す」としている。この点については「次は(野球界に)支えられた側から支える側にポジションを変えるというのが当然なので、そこを一番の形にしていきたいなと思います」とした上で、「色々な角度から野球というスポーツを見て、より勉強するという思いです」と謙虚に語った。

 野球人口の減少など近年の野球界には課題が浮上する中、多くの人々に元気と勇気を与え続けた松田ならば、新たな野球伝道の道を切り開くことも期待できそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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