「JFAは私の意見を聞いてくれた」元日本代表の智将トルシエが語った日本躍進のワケ 中国との“違い”も告白

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 そして「日本サッカーは進歩している。ベトナムが直面している最大の問題もそこだ」と続けた百戦錬磨の指揮官は、強い警鐘を鳴らした。

「日本代表を指揮する際に、私は日本のサッカー協会(JFA)に対して、『より多くの日本人選手に海外移籍させるべきだ』と言った。そしてJFAは私の意見を聞いてくれた。20年が経ち、ヨーロッパのクラブでプレーする選手は200人を超えている。これだけで日本サッカーがどう進歩したかは十分に説明がつく。現在のベトナムは、20年前の日本を指揮した状況と似ている。

 中国もそうだが、伝統的な東洋文化の影響を深く受けている。ベトナムもサッカーに対する考え方がかなり似ており、あまりオープンではないんだ。国際的な”開放性”とは、外国人コーチや外国人選手を招くだけでなく、モダンなサッカーへの理解と応用、何よりもサッカーに対する情熱を必要とする」

 日本のようにサッカーに対する情熱の必要性を訴えたトルシエは、「なぜ中国のレベルが悲惨なまでに下がってしまったのか。それは、国内選手権のレベルが日本や韓国よりも低いからだ。ベトナムもそうだが、外国人選手たちとの格差は広まっている」とも指摘。より世界に目を向け、改革を施すべきだと論じた。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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