「ピッチクロック・牽制球・守備シフト」大改革で開幕のMLB、ルール変更点を改めておさらい

タグ: , , , , 2023/3/31

 また、点差が開いた場面でまま見られていた野手の登板の条件も、今までより厳しくされた。これまでは延長戦か、6点以上点差が離れた場面に限られていた。それが今季は①延長戦、②8点差をつけられた場合、③10点以上リードした9回、の3つの条件のみに制限される。昨年は過去最多となる132度の野手の登板があった。以前の2019年にマークした90登板を大きく更新し、何らかの規制が必要と指摘されていた。

 かつてないほどの多くの変革がもたらされることになる。これらは全てメジャーリーグをよりエキサイティングなエンターテインメントとするための調整に他ならない。長すぎる試合時間は退屈だと野球界の長年の課題であるし、シフト禁止などの施策はより安打や盗塁を増やし、アグレッシブな試合内容につながる。

 そして見逃せないのは、メジャーリーグでのルール変更の多くが、1年遅れで日本プロ野球にも数多く導入されてきたという事実。メジャーの野球の中身が、どう変わるのか。そしてそれは日本野球にもマッチするのか。これまでとは違った視点で眺める必要がある。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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