白装束で挑んだ東京D決戦で散る RIZIN強行出場のフジ社員戦士が漏らした“無力さ”「社会的に死んでいたかもしれない」

朝久の強打に沈んだヨシヤ。4度もダウンを取られながら、彼は「格闘技は好き」と振り返った。(C)RIZIN FF
奇をてらった策もむなしく“注目の男”は東京ドームに沈んだ。
現役フジテレビ社員で無許可での大会出場により戒告処分を受けたウザ強ヨシヤは、5月4日に東京ドームで行われたRIZINのイベント「RIZIN 男祭り」の第3試合で、元K―1 WORLDGPライト級王者の朝久泰央と対戦。2回KO負けを喫した。
【動画】強烈すぎる左ハイ! 元フジ社員ウザ強が悶絶したKOシーン
試合開始直前の煽りVではSMAPの「ダイナマイト」が流れる中、テロップやナレーションで「めちゃめちゃイケてるフジテレビを取り戻したい」「YOU、言っちゃいなよ!!」といった言葉が並び、場内も異様なムードとなっていた。
地力で劣るヨシヤは、カウンターでの一撃を狙った。にじり寄って距離を強めようとする朝久に対して、リングを駆け回りながらリズムを変え、突然バックハンドブローを放つ戦法で番狂わせを狙った。
だが、勝負は甘くなかった。朝久の一発は重く。初回に左フック、パンチラッシュで2度のダウンを奪われると、2回も開始早々にもダウンを奪われ、最後は左ハイキックに沈んだ。
試合後にヨシヤと対峙した感想を問われた朝久は、「一生懸命、戦った人がつくる番組を見てみたいと思った」と吐露。さらに「フジテレビのクビがかかってるとかいう煽りはやめてほしかった」と格闘家としての想いを続けた。