球速が著しく低下も…スライダー多投「修正できたことは期待できる」と評価 佐々木朗希は「新たな局面で学び成長し続ける」

メジャー初勝利はならなかったものの、佐々木朗希の修正能力をド軍メディアが評価した(C)Getty Images
ドジャースの佐々木朗希が現地時間4月19日(日本時間20日)、敵地でのレンジャーズ戦で今季5度目の先発登板で、6回78球4奪三振2失点で降板した。
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メジャー初勝利の権利を得ていた佐々木だったが、9回にリリーフのカービー・イエーツが無死二塁からアドリス・ガルシアに逆転サヨナラ2ランを浴びてしまい、チームは3-4でサヨナラ負け。佐々木のメジャー初勝利は目前でお預けとなった。
ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は、佐々木の球速が著しく低下したことについて報じた。米メディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者の報道に触れ、「ササキは1イニング目の球速が落ちたことに驚いたと語った」と記している。
同記者は「普段とは違う92~93マイル(約148~150キロ)の球速は、投球動作のせいだと思われる。試合が進むにつれて修正できたと語った」と綴っている。
同メディアは「ササキ試合を通して速球の平均球速が94.7マイル(152.4キロ)、最高球速は96.9マイル(約156キロ)を記録した。ちなみに、その前の試合ではフォーシームの平均球速が96.4マイル(約155キロ)、最高球速は98マイル(約158キロ)だった」と振り返った。