【ラグビーW杯】運命のアルゼンチン戦、日本が警戒すべきポイントは？藤田慶和が分析「10番にプレッシャーをかけたい」
アルゼンチンの特徴は、やっぱりFWがすごく強い。そこのフィジカルコンタクトで負けないことが大事になります。あとは足技がすごく上手い国なので、結構キックを多用してくる。そこも注意したいポイントです。
相手のキーマンは、三重ホンダヒートのチームメイトでもあるパブロ・マテーラ選手ですね。今のアルゼンチンFW陣の中心人物の一人で、実際に一緒にプレーしていてもすごく身体の強さを感じますし、メンタル的にも強いので、彼をどう止めていくか。その良さをどう出させないかは試合展開にも大きく影響を与えると思います。
また、10番のサンチャゴ・カレーラス選手がチームのリズムを変えたり、要所で流れを変えるようなアプローチをしてくるので、プレッシャーを与えてしっかりといい形でプレーさせないようにしたいですね。彼はキックも上手いですし、いろいろなオプションも彼から作られていくので、いい形でプレーさせてしまうと、アルゼンチンが勢いを持ってアタックをしてくる。できるだけそこを出させないようにしたいところです。
日本は本当にここが勝負なので、どんな形でもいいので勝ってほしいですね。2016年から始まったジェイミー・ジョセフHCのもとで迎える集大成の大会ですから、悔いのない試合をしてもらえたら嬉しいです。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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