快勝スタートの侍ジャパン、”試合を作った”リリーフ3投手を球界OBが絶賛!「いい流れで次につながる抑えっぷりだった」【WBC】

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(C)Getty Images

 3月9日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のプールB、日本対中国のゲームが行われ、大谷翔平(28)の投打にわたる活躍などにより、日本が8-1で勝利を収めた。中盤までは思うように得点を挙げられなかったものの、試合終盤に牧秀悟(24)のホームランが飛び出し計8得点、4人が登板した投手陣も1失点に抑え、無難なスタートを切った。

 大谷の先発登板により注目度が高まり、期待通りのピッチングが見られたこの試合、5回以降にマウンドに登った戸郷翔征(22)、湯浅京己(23)、伊藤大海(25)の3人もそれぞれ安定した投球を繰り広げた。いずれもWBCの舞台は初出場、大会仕様のボールにも難なく適応することをこの日の結果で証明している。

【動画】侍ジャパン、湯浅京己が圧巻のピッチング!中国打線を3者三振に切って取ったシーン





 大事な大会初戦、独特の雰囲気の中、「二刀流スター」の後を受けゲームを作った3人の救援陣には、球界OBも称賛の声を送っている。

 現役時、長くオリックスのエースとして活躍した星野伸之氏が9日の試合後にYouTubeチャンネル「星野伸之のスローカーブチャンネル」を更新、試合全体を総括しながら、リリーフで登場した3投手の内容も振り返っている。

 星野氏は、5回から二番手でマウンドに登った戸郷に対して「替わっていきなり3者連続空振り三振。フォークもよく落ちていたし、ボールが滑る感じも無かった。5回は完璧だった」と絶賛。

 その後、6回に浴びた本塁打の場面には「(キャッチャーのサインに)首を振ってまっすぐを投げ、ホームランを打たれたが、そこからは慎重に投げていた」と述べている。その上で、50球以上投げたことで、次の登板まで中4日空ける必要があることも指摘していた。

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