「全盛期の石井一久に匹敵する」なぜ虎の怪腕は無双投球を続けられるのか 元近鉄OB佐野慈紀氏の考察「迷いなくどんどん勝負にいっている」好リード“女房役”も絶賛
タグ: プロ野球, 阪神タイガース, 解説, 高橋遥人, レポート, 佐野慈紀2026/5/12
高橋はここまで4完封と圧巻投球を続けている(C)産経新聞社
野球評論家の佐野慈紀氏が現在の野球界を独自の視点で考察する「シゲキ的球論」。今回は開幕から快進撃を続けている阪神左腕、高橋遥人をクローズアップする。
【動画】これは打てない…高橋遥人の圧巻の投球シーン
圧倒的な存在感を放っている。高橋はここまで5試合に先発、4勝0敗、4完封、3連続完封、防御率0.21と異次元投球を続けている。
佐野氏は左腕の投球について「完全に無双状態というのは見てわかる」と大絶賛する。「絶対的な自信があるから、もう打たれる気がしないんですよね。今の高橋を見ていると、迷いなくどんどん勝負に行っている状態で、完全にバッターが気後れしている」と心技体が揃っていると高く評価した。
さらに、快投を支えるのが今季からチームに新加入となったベテラン捕手の伏見寅威だが、コンビネーションにおける「テンポの良さ」にも着目する。
「高橋は『1、2の3』ではなく『1、2、3』の早いテンポで投げるピッチャー。それに合わせて伏見が構えやサインのタイミングを合わせている。どんどん来いと巻き込んでいくテンポに、バッターは気を呑まれてしまう」と、バッテリーの息の合ったリズムも勝利の大きな要因になっているとした。
さらにストロングポイントとして「ストレートの強さが多分今、日本でトップ3に入るぐらいの強さがあるんじゃないか」と指摘。球持ちが良く打者がベースの上で振り遅れている場面も目立つとあって「セ・リーグには全く今までいないタイプ」と球質の高さを評価した。