5月打率.129と苦しむ 大谷翔平はなぜ打てなくなったのか 看過できない“パワー不足”の異変「ホームランになる打球が、今はレフトフライで終わる」
また、75マイル(約120.7キロ)以上のスイングスピードに達する割合も49.4%と落ち込む。いずれも、MLB平均は上回っているものの、二刀流スターの水準で考えれば、看過はできない。実際、満足のいくアジャストが出来ていない影響は、打球結果にも如実に表れる。
ゴロ打球割合を示す指標『GB%』は44.4%。一見すると、そこまで高くないように思えるが、55本塁打を放った昨年比では、なんと4.7%も増加。一方でフライ打球の割合は4.7%も減っている。加えて、長打になる確率が高くなる角度と速度で打った割合を示すバレル%は17.3。こちらも昨年が23.5もあったことを考えれば、大谷のバッティングが例年と違っているのは明らかだ。
もっとも、今季は投手としては、6先発(37イニング)で、防御率0.97、WHIP0.81、奪三振率10.22と圧巻のパフォーマンスを披露している。それだけにピッチングによる負担がバッティングに影響を及ぼしている可能性もゼロではない。
とはいえ、満足のいく内容で打てていない現状は、ドジャースの今後を考えても早期改善が求められる。「重要なのはタイミングと感覚」(アーロン・ベイツ打撃コーチ談)という課題は明白なだけに、ここから“打者・大谷”がどう復活を遂げていくかが注目される。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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