スランプに陥った“打者・大谷”はなぜ再び打ち始めたのか? MLB通算2000安打の名手が説いた偉才の変化「ショウヘイは史上最高のシーズンの真っ只中にいる」

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 素人目には分かりにくい偉才のわずかな変化は、名手の目にはハッキリと見えていた。

 現地時間5月28日に米YouTubeチャンネル『Dan Patrick Show』に出演した2010年のナ・リーグMVPであるジョーイ・ボットー氏は、「おそらく彼はまだ絶好調には程遠い。とくに打撃面ではそうだ」と指摘。その上で、「ようやく感覚は良くなったというコメントを見たが、彼は満足していないと思う。ただ、大げさな表現は好きではないが、僕らは史上最高のシーズンの真っ只中にいるよ。少なくとも最近のスイングはそう感じさせる」とし、「打者・大谷」の短期間での進化を語った。

 自身も球界でも指折りの強打者だった。2002年の入団からレッズ一筋で活躍したいぶし銀は、通算2135安打、356本塁打を記録。オールスターにも6度も出た。だからこそ、今の大谷が継続している二刀流がいかに図抜けているかは身に染みて理解ができる。

 ボットー氏は、こうも続けている。

「僕らはタイガー・ウッズやマイケル・ジョーダンのような21世紀を代表する偉大なるアスリートについて話しているんだ。これは野球というスポーツの性質のせいかもしれないが、誰もが毎日のように彼を見ているうちに、彼のやっていることに慣れて、いつしか驚かなくなっている。ただ、本来は6か月か、7か月が経った時に評価すべきなんだ。とにかくショウヘイの偉大さは、僕らが生きているうちにふたたび見られるかは分からない。それは噛み締めるべきだ」

 ようやく復調の兆しを見せ始めている二刀流スターの快進撃はどこまで続くか。その一挙手一投足に、球界全体の熱視線が注がれている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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