「アドバンテージはコーエンの財布」今オフFAの大谷翔平、移籍先はメッツ最有力と米メディアが予想！チーム体制も大きなメリットに
エンゼルスがプレーオフを逃せば、大谷がチームを去るのは間違いないだろう(C)Getty Images
現地時間7月8日（日本時間9日）、エンゼルスは敵地でドジャースと対戦、オールスター前最後のゲームに挑むも、5-10で敗れた。連敗ストップとはならず、45勝46敗と勝率も5割を切りオールスターブレイクを迎えることとなった。
このゲームでは大谷翔平が今季32号本塁打を放つなど3安打を記録するも、チームは前日に続いて2桁失点での大敗。7月は1勝7敗と大きく負け越しており、順位もア・リーグ西地区4位に沈んでいる。チームが目標とするプレーオフ進出に向け、状況が悪化していく一方だ。
今オフに大谷がFAとなる見込みであり、プレーオフ進出を逃すようならばエンゼルスから離れるとの見方が強まっている中、米国内では連日のように「二刀流スター」の移籍先を予想する様々なトピックが報じられている。
スポーツサイト『FANSIDED』では、これまでも大谷の移籍先候補に挙げられてきたメッツが、FAで大谷獲得に動くことが確実だと予想する特集記事を現地時間7日に配信。その中では主な3つの理由を示している。
同メディアは一つ目に、財政面での優位性を指摘しており「結局のところ、メッツがライバルに対して最大のアドバンテージとなるのは、スティーブ・コーエンの財布である」と主張。さらに「メッツはコーエンの在任中、メジャー史上どの球団とも違うフリーエージェントでの出費意欲を示してきた」「オオタニに見合った報酬を支払うことに何のためらいもないはずだ」として、予想される史上最高額の契約内容も問題ないと見込んでいる。
さらに、チームに在籍する選手の顔触れも、大谷にとってのメリットであるとして「メッツには、オオタニとともに成長できる若い主力がいる」と有望株を揃えている点も強調、フランシスコ・アルバレス、ピート・アロンソ、ブレット・ベイティなどの名前を挙げた。加えてベテラン勢との組み合わせも魅力的だと述べ「マックス・シャーザーとジャスティン・バーランダーは、史上最高の投手の一人になりつつある投手に素晴らしいアドバイスを与え、MLB史上最も注目されるトリオの一角を形成するだろう」と記している。
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